ジュンブラナ県独特のクンダン・ムバルン芸能 ー1979年ー

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ジュンブラナ県には、ジェゴグ、ジョゲッ・ブンブン、ブンブン・グビョッグ、そして、クンダン・ムバルンという伝統芸能が現代まで維持されている。
 
当時、任務でジュンブラナ県を訪れた州知事イダ・バグス・マントラ氏は、芸術会館(現在のジュンブラナ選挙事務所)の建築進捗状況、水道用タワー建築を見るだけでなく、この機会にと、クンダン・ムバルン(巨大太鼓競演)芸能を鑑賞した。昔のクンダン・ムバルンは、結婚式に演奏されるもので、新郎が休むことなくこれを叩き続けるところに、敵側のクンダンが叩かれ、新郎の強靭な体力が試されるためのものだったといわれる。双方がクンダンで戦うことで、‘クンダン・ムバルン’と呼ばれるようになった。
 
現在、クンダン・ムバルンは、若い世代にほとんど忘れ去られており、ヌガラ市生誕祭やバリ芸術祭、或いは、大きな宗教関係イベントなどでしか見ることができなくなった。水牛レースのスタートの際には、稀に見ることができる。
 
現在、クンダン・ムバルンは、2つの楽団が所有している。一つは、ジュンブラナ郡ダンギン・トゥカッド・ダヤ村のクンダン・ロキタ・スアラ楽団と、もう一つは、ムンドヨ郡ポー・サンテン村のクンダン・ムルドゥ・スアラ楽団だ。クンダン・ロキタ・スアラ楽団のクンダンは、1912年から存在しており、既に104歳にもなるが、その音は当時と変わることなく響くという。
 
この直径2メートルもの巨大クンダンは、牛の皮が張られており、胴の部分は東ジャワのマドゥラ地方で取れる1本の樹木をくり貫いて作られている。既に100年を越えても、虫がつくこともなく、昔のままの姿を保っている。どうか、このまま維持してほしいと願うばかりだ。
 
via Sejarah Bali
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