後継者なし、クサンバの塩存続の危機!

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観光客が好んで購入する土産のひとつは、‘バリの塩’だ。しかし、伝統製法を守るクサンバ海岸の塩職人は、益々減少の一途を辿り、このままでは後継者もなく5年後には一人もいなくなると言う。

クルンクン県ダワン郡クサンバ村は、バリでも大昔からの伝統の製法を用いた最良の塩を生産するひとつの地区として名が知れ渡っている。

しかし、残念なことにクサンバの海水を加工して生計を立てている塩職人らは、益々少人数になっている。現在、17人の塩職人がいるが、5年後にはやがていなくなるのではないかと推測されているのだ。

クサンバ村塩職組合長マンクーレナ氏は、“クサンバの伝統的な塩製造は確かに珍しくユニークだと言われている。魅力的な観光のスポットのひとつでもある。多分、世界に残るひとつの製法なのではないか。”と述べている。

塩職人の減少問題については、多くの要因があると述べている。そのひとつは、気候の変化によって生産が左右されてしまうということだ。

又、海水をろ過しながらやっと1.5キログラムを生産したとしても、塩の価格が6.000-7.000ルピア(日本円でおよそ50円)にしかならない。雨季の現在、天日干しが難しい為に生産量は落ち込み、価格も安定しない。

このユニークな伝統的塩製造法、それを守る塩職人、そして、クサンバ独特のまろやかな風味の塩を存続していくためには、若い世代が興味を持って存続させていこうと思うような、県、或いは、州政府の強力な後押しが必要だ。

“以前、海洋省からの代理がここを訪れた時に、もし、このままサポートがなければ、5年後にはクサンバの伝統製法を守る塩職人は全員いなくなるだろうと話したのだが。”と、同氏。

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via RadarBali

#クルンクン #クサンバ塩 #危機

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